これまで何度かキッズ向けプログラミング教室を実施してきましたが、
今回は初の親子教室として実施しました。
今回の目的は、
- 子どもたちと一緒にお父さんお母さんにもプログラミングに興味を持ってもらう
- プログラミング教育の可能性をお父さんお母さんにも知ってほしい
というところでした。
最初に、コンピュータと人間の違いについて概念的なところをお話しました。
話だけでは伝わりにくいと思ったので、親子で簡単なクイズ遊びをしてもらいました。
↑弊社代表の中山もお子さんと参加
結果的には保護者にコンピュータの真似をしてもらったような形で、
人とコンピュータの違いを体感してもらえたようです。
人とコンピュータにはそれぞれに得意なこと、不得意なことがあって、
うまく協力し合うことで大きな問題を解決できるんですよね!
この流れで、絵本を通してプログラミングの基本について説明を行いました。
■ルビィのぼうけん
「ルビィのぼうけん」はフィンランド出身のプログラマー、リンダ・リカウス氏が作り上げた絵本。
コードの書き方を学ぶものではなく、「プログラマミング的思考」の基本的な考え方を絵本を通して紹介しています。
今回は「第4章.ペンギンたち」を読み、ここに含まれる重要なプログラミングの基礎についてお話しました。
絵本を読んだ後、ルビィの目的やそのための解決手段、ペンギンたちへの伝え方について一緒に考えていきました。
物語に沿った練習問題を解くことで、「順場に並べる」ことについて考えてもらい、
相手に理解できるまで細かく分解すること、小さい処理を集めると大きな処理ができるという話をさせていただきました。
説明するだけではわかりにくいことが、
「ルビィのぼうけん」を読むことで、具体的にどんなことなのか理解してもらえたように思います。
「ルビィのぼうけん」を読むことで、具体的にどんなことなのか理解してもらえたように思います。
最後に実践ということで、「カレーを作るプログラム」を作ってもらいました。
■「カレーを作るプログラム」を作ろう
付箋にカレーを作る手順を書き、順番に並べていきます。
カレーの材料は、子どもたちに自分が入れたいものを書いてもらいました。
「煮るってどういうこと?」「どう書いていいかわからない」
そういう声が子どもたちから挙がります。
お父さんお母さんに聞きながら、わかる範囲で一生懸命書いていました。
さてさて、夕飯にはおいしいカレーができたでしょうか?
そういう声が子どもたちから挙がります。
お父さんお母さんに聞きながら、わかる範囲で一生懸命書いていました。
さてさて、夕飯にはおいしいカレーができたでしょうか?
プログラミングについての全容が何となくつかめたところで、
コンピュータを使って「Hour of Code」というビジュアル型プログラミングを体験していただきました。
コンピュータを使って「Hour of Code」というビジュアル型プログラミングを体験していただきました。
Hour of Code はチュートリアル形式で進められるため、
参加者からはわかりやすいと好評でした!
今回Hour of Code体験用のマシンとして RasberryPi を用意したのですが、
これについては別の記事で触れたいと思います。
今回Hour of Code体験用のマシンとして RasberryPi を用意したのですが、
これについては別の記事で触れたいと思います。
終了後、アンケートにご協力いただきました。
保護者の皆さまからは、
- 「プログラミングとは何か」がわかりやすくて良かった
- 短時間ながらプログラミング教育の有効性が実感できた
- 参加して良かった
といった声が聞かれました。
子どもたちからは、
- 楽しかった
- 料理のことやいろんなことが考えられてよかった
- もっとコンピュータを使ったプログラミングがしたい
といった声がありました。
子どもたちがプログラミングに触れるためには、
周りの環境(機材だけでなく、周りの大人)も大事だと思います。
そういう意味で、今回の親子でプログラミングをやるというのは、とても良い機会だったのではないでしょうか。
今後もワイズ・リーディングではキッズプログラミングを開催していきたいと思います。
また子ども向けだけでなく、子どもの周りにいる大人に向けた教室も開催できればと考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿